2012年1月12日(木)
「エンディングノート」
ヒューマントラストシネマ有楽町で13日までだったので
観てきました。21時15分から。お客さんもまばらでよかった。
基本的にはノンフィクションです。
監督の親であるお父さんを淡々と撮影しているのだけど
死に直面している人間を、しっかり撮っています。
んで、ドキュメンタリーなんだけど、見終わった後の印象は
ちゃんと映画なのです。
よく撮ってんなあ~、いろんなシーン。
さて、ここまで人間の死をリアルに感じた事は正直いままで
ありませんでした。
僕も祖父や祖母、近親者の死には立ち会っている。
棺をのぞいた事も何度もあります。
でも、今日ほどリアリティを感じた事はなかった。
ああ、こうやって人間は死んで行くのだな、と感じました。
人の数だけ死はある訳で。いつかは必ず訪れる訳で。
んなことは、理屈ではわかっているのですけどなかなか自分事に
ならない。親戚のおじさんの死もおじいちゃんやおばあちゃんの死も
やっぱ他人事でした。
と、こうやって書いていても映画のいくつかのシーンを思い出してしまって
泣きそうになる。
赤の他人の家族の映像なのにねぇ。
やっぱ、映画として良くできているのです。
この映画、見つけたら見に行ってくださいね。
たぶん、レンタルでリビングで観たらダメだと思います!!!
どっぷり浸かって死に直面した方が良いと思います。
今日も来てくれてありがとうございます。
エンディングノート公式HP
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