2013年1月29(火)
桐島、部活やめるってよ
去年の夏の映画なのだけど、ようやく、銀座で。
高校生活で、恋愛に限らず部活や教室や放課後や様々な
場面において、友達というのは重要な要素です。
その人間関係が全てだと思ったりもする。
だもんだから、シカトに傷つくわけです。
バレー部キャプテン(県選抜)、成績優秀、彼女は校内No.1の
全てを兼ね備えた男、桐島がある日、部活をやめた。
え、な、なんで桐島がやめんの?わけわかんないんすけど。
桐島に関わっていた全ての人が右往左往するのです。
普通、シカトは「一人をみんなで無視する」ものなのだけど
この映画は「桐島がみんなを無視」した話なんだな。
桐島を中心に友情(のようなもの)で繋がっていたグループは
すぐに崩壊します。
けど、友情なんかで繋がっていないグループや個人には
そんなことは関係ありません。(野球部キャプテンや映画部)
では、何で繋がっているのか?
それは「夢中」です。
「野球」や「映画」や「音楽」に夢中。
恋に破れたブラスバンドの女の子は、そのとき初めて夢中に
音楽に向き合い最高の演奏を実感します。
その女の子が好きだった男の子は・・・・?
これ、ネタバレなのでいくらなんでも書けません。
なんか、青春映画っぽいけどこれは誰にでも通用する
生き方の映画になっています。
高校生に言いたい。(ま、読んでないけど、こんなBlog)
シカトも大変だけど、辛いけど、悔しいけど、でもね、
友情なんて幻想だ、とあえて言っておきたい。
友情んなんてものは、守るものなのではなく、後で気がついたら
「あれは友情かも」くらいのものです。
友情なんて、たいした概念じゃありません。
別にいらんわ。
「友情」より「信頼」方が重要。
50まえのおじさんの言う事を信じてください。無理か。
原作者が芥川賞を穫ったので、再上映が増えそうです。
是非映画館でどうぞ。
これ、家でDVDだとつまんないよ。
映画は映画館で。
今日も読んでくれて有難うございますね。
「桐島、部活やめるってよ」公式サイト
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